2021年06月07日

結婚相談所物語(1) 〜結婚も悪くないかも〜

 今日からしばらく結婚相談所への入会から退会までの流れをできる限り解りやすくお伝えしようかなと思います。
 ホームページにも流れは記載してありますので、そちらもご覧頂けたらと思いますパソコン04.gif

 登場人物は架空ですが、エピソードはほぼノンフィクションです。
 ただ、エル・エル・ブライダルにものすごく都合の良いフィクションも含まれています爆笑02.gif

 でも、入会手続き等の流れは現実に即して書いていますので、他の相談所に登録を検討している人にも参考にはなると思います笑顔01.gif
 では、始めます拍手02.gif


 「村山 篤・37歳・男・ソフトウェア会社勤務」

 きっかけは、些細なことだった。

 天気の良い休日天気01.gif
 菓子パンと缶コーヒーを買い、近所の公園のベンチで日向ぼっこをしながら遅めの朝食食べる01.gif
 独りだと何時に起きようが誰に迷惑が掛かる訳でもないので気楽なものだスキップ04.gif

 公園内には幼い子ども達を連れた数組の親子の姿が見える親子02.gif
 皆、楽しそうに声をあげて走り回っている走る01.gif
 隣のベンチでは白髪の品の良い老夫婦がポツリポツリと会話をしながら、そんな様子を見守っているようだった。

 俺は周りの人々に特に興味を持つ訳でもなく、ただボーっと日頃の疲れを癒していた寝る03.gif

 (来週の仕事、納期に間に合うかな。)

 (あっ、あの本の最新刊。明後日発売日だ。忘れないようにしないと。)

 などと、取り留めのない事を考えていると隣の老夫婦は昼食の為に帰宅するのかベンチを立ち上がった。

 (俺は朝飯だけど、普通はもう昼食の時間だよな苦笑02.gif

 そんなことを思いながら何となく二人の背中を目で追っていた。
 おじいさんは少し先を歩き、おばあさんが2歩くらい離れて追っていく。

 (あの年代の人は亭主関白で、女の人は黙って付いていくって感じなのかもなぁ。)

 なんて、勝手な妄想を膨らませていると、おじいさんが振り向きおばあさんに手を差し出していた。

 実はこの公園、砂が外に出ないように出口の少し手前の縁石がほんの数cm高くなっているのだ。
 おばあさんは恥ずかしいような身振りをしながらも、嬉しそうにおじいさんの手を握り縁石を越え、二人はゆっくりと帰って行ったハート09.gif

 この光景を見た瞬間に、すごく心が温かくなったハート02.gif

 (ヤバっ、じいさんカッコいい!こんな夫婦にだったらなりたいかも。)

 37年間生きてきて、初めて結婚したいと思った篤であった。


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posted by LoveLaughBridal at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 初めての結婚相談所
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