昔のお見合いは何故廃れた？(1)

　お見合いのスタイルは、今と昔では大分違います

　結婚相談所に詳しくない50歳の人と30歳の人のお見合いに抱く印象は全く別物かもしれません

　では、昔ながらのお見合いは何故消えてきてしまったのでしょうか？
　その大きな特徴は3つ。

　1.個人情報開示を避ける時代になった
　　個人情報を重要視する時代になり、お見合い前に、個人を特定できる情報開示を避けるようになった。

　　今はお見合いの際、個人を特定できる情報開示はしないのが常識。

　　昔は仲人さんが個人情報(釣書：プロフィールを印刷したようなもの)を持って、不特定多数の方に見せて回って相手を探していました
　　知らない人の所で自分の情報を勝手に見せているとなったらゾッとしますよね

　　今はお見合い前に渡す個人情報は、名字もしくは名前のみなので安心です。

　2.親や親戚・上司からの紹介を面倒に思う方が増えた
　　親や親戚、上司等の紹介など、しがらみの中での紹介がわずらわしく面倒だと思う方が増えたのも一つの要因です。

　　上手くいけば感謝の気持ちしかないと思いますが、合わないとしても紹介してくださった方を立てなきゃならないし、昔は大変だったんでしょうね

　　ちなみに、結婚相談所ではOKもお断りも全てカウンセラーがやります
　　しがらみも無いし楽ですよ

　3.結婚の決め手は条件よりフィーリング・相性が重要に
　　結婚が条件至上主義ではなくなり『異性として好きになれるか？』や『お互いのフィーリング』や『相性』が、結婚を決める上で重要になりました。

　　なので、仲人さんが条件だけでセッティングしてお見合いをさせても上手くいかないんですよね

　　出会いはお見合い、だけど恋愛をして結婚しましたっていうのが理想だと思う方が増えているんですよね。
　　昔はお見合いをして、二回目に会ったのは結婚式場だったなんて事もあったそうですよ

　続きます

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