交友相手が他の方とも会っている事を知るも、待つことに決めた女性会員さん。
『昨夜眠れずに泣いていたんだろう(2)』の続きです。
交友(仮交際)状態の時は、あくまでも友人関係。
友達に「他の友達と会うな」とは言えないので、自分から交際状態に進めてもらうようにお願いするか、お相手の方に自分を選んでもらうしかありません。
彼の答えを待つと聞いてから、その後2回のデートを重ねました。
そしてその二日後に、お相手の方の担当カウンセラーさんから連絡が入ります。
「大変残念なのですが、他の方と交際をする事になりました。」
「っっ!?」
私も、もう頭をうなだれるしかありません。
こうなると、なす術が無いのです。
「大変残念ですが、承知致しました。」
そして、私よりもショックを受ける方にこの事実を伝えなければならないのです。
こういった事はお相手のある事ですから起こり得ます。
それは、解っています。
(どう伝えれば良いか?)
いつも長時間頭を悩ませますが、どう伝えても傷が浅くなったりはしない事実にたどり着きます。
交友が終了すると言う事には変わりありませんからね。
それでも、伝えなくてはなりません。
「本当に残念ですが、他の方と交際する事に決まったと連絡が入りました。」
「・・・。」
「お力になれず、申し訳ありませんでした。」
「いえ、そんなことは・・・。分かりました。ありがとうございます。」
その後、安い慰めの言葉をいくつか掛けますが、そういう時はなかなか心に届くものではないのですよね。
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