『クロスロード〜偶然と必然が二人を繋ぐ〜(エピローグ3)』の続きです。
詩織と結衣は会う回数を重ねるごとに仲を深めていった。
元々の相性の良さはあるように感じたが、一緒に生活すると見えてくるものも出てくるとの考えから休みや予定が合う時にはカズの家に泊まりに行き、少しずつ寝食を共にするようになっていた。
詩織「うん、そう。そこを半分に切って。」
結衣「こう?」
詩織「うん、上手上手。」
二人でキッチンに立ち、一緒に食事の準備をする事もあった。
カズは詩織と結衣が一緒に遊んでいる時にも感じていたが、詩織は職場でも教育係を勤める事もあるせいか人を褒めて伸ばすのが上手かった。
結衣も身内以外の人に褒められるのは嬉しいらしく、得意げな表情を浮かべていた。
ある時、出掛けた帰りに外食をしようと思ったが、少し時間が早かった為に店の近くにあるゲームセンターで時間をつぶす事があった。
三人でメダルゲームをしていた時に、大当たりしてメダルが3000枚も出てきた時には詩織と結衣は驚きながらも本当に楽しそうだった。
全てのメダルを使い切る事はできなかったが、そのメダルを店に預ける事ができると聞き、カズがその手続きをしている時に
結衣「トイレ、行きたい。」
カズ「えっ、今手が離せない。ごめん、詩織頼んでいい?」
詩織「いいよ〜。結衣ちゃん、行こ。」
トイレに連れて行く時に家族トイレが無い時は男子トイレにしか連れて行けない。
娘持ちのシングルファーザーの悲しいあるある話し。
そろそろ男子トイレも可哀想だし、こういう時にも助かるよと感謝される詩織なのであった。
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エピローグ登場人物
詩織 看護師をしている三十代半ばの女性。責任感はあり頑張り屋ではあるが、寂しがり屋で優柔不断な所も目立つ。が、後悔を繰り返さない為に勇気を出し、最愛の人と再婚する事に。
カズ 一度は詩織と離れるも、何かに導かれるように再会し詩織と再婚する事に。
結衣 小学生になるカズの娘。
絵美 詩織の同僚で、3つ下の後輩。しっかりしていて、年下ながら詩織の良き相談相手。
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